カラーグレーディングLUT調査その1
カラーグレーディングかける際に、一番シンプルな実装はピクセルシェーダなどでスクリーンスペースに直接適用する方法です。
それに対して、LUTを経由することで、比較的高価な処理を盛り込むことが可能です。
ただ、LUTは単純な実装だとSDRしか扱えないことから、HDR空間でカラーグレーディングしたい場合は、何かしらの方法でHDRを圧縮することになります。
例えば Unity(UniversalRP) だと、Alexa LogC El1000 のカーブで圧縮を行っているようです。
LogC El1000 は 0~1 を ~58.85663 に変換します。
LogC は sRGB のカーブなどと同じで、低輝度部分にリニア区間を含んでいますが、Unity(UniversalRP)のデフォルトではリニア区間を考慮せずに変換していました。